ウルグアイ情景 - 列車のたび

こだわりキャンプ術 | 浅川洋子 - 私の美術館 | ウルグアイ情景 目次 > 列車のたび Last updated: 2009.4.1

ウルグアイにはモンテビデオから地方に向けて数本の鉄道が引かれています。 その内の何本かは国境を越え、ブラジルやアルゼンチンまで続いているようです。
しかし今まで鉄道を使う機会はありませんでした。
珍しく観光用として「日帰の列車の旅」が催されたので乗ってみました。 モンテビデオからカネロネス(Canelones)県を経てサン・ホセ(San Jose)までの往復の旅です。
(2006年3月18日)

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モンテビデオ駅と列車

モンテビデオ駅は市街にあり、新しく、最近作り直した感じでした。
列車は3両連結の「特別列車」です(普段は1両のみ)。 出発時間の1時間以上前から観光客が改札口に集まっています。

車両はかなり古いものでした。 おおきな穴が開いている席もあります。 それでも「座席指定」なので別のところに移るわけにもゆきません。

満員の乗客を乗せ、定刻より20分ぐらい遅れて出発しました。 出発時間が遅れるのも「おおらか」でウルグアイらしいです。誰も文句は言いません。

キャラメル売り →
出発直前にキャラメル売りのおじさんが回ってきました。 出発後車掌さんがキャンデーを無料でくれました。

列車が走っているときは車掌さんがドアに鍵をかけます。(注意書きあり)

窓の金網 →

窓には金網が張ってあります。 走行中、線路の両側の木の枝が車内に入ってきて乗客が怪我しないためです。

車窓

車窓からはブドウやSorgo(コーリャン?)の畑が続きます。 カネロネス県はワインの産地でも知られています。

大きな川を渡るとサン・ホセ県に入り、まもなく終点の町・ロドリゲスに到着です。 モンテビデオから2時間弱でした。

ここから数台のバスでサン・ホセ市へ向かいます。


サン・ホセの街

サン・ホセ(San José de Mayo)はサン・ホセ県の県庁所在地です。 街はこじんまりとしており、中心には、どの街も同じですが、公園があります。

公園の樹木はどれも大木ばかりで、長い間大事に育ててきた様子が覗えます。

木々が作り出す木陰が公園に変化を作り出しています。 たまにはベンチでのんびりした時間を過ごすのもいいもです。

公園に集まってマテ茶を楽しんでいた若者達はフレンドリーでした。


牧場での昼食

バスに揺られて牧場へ行き、昼食になりました。 庭で盛大にアサード(焼肉)をやっており、これを買って、室内のテーブルで食べる仕組みになっています。 私たちは持参した和食(おにぎりや漬物など)を食べました。

アサードやおしゃべりで夢中の親達をおいて、子供たちは馬車に乗って遊んでいます。


Fiesta del Mate

"Fiesta del Mate"とは「マテ茶祭り」とでも訳すのでしょうか、どういう趣旨の祭りなのか良くわかりません。 バスで連れて行かれた会場は郊外の広場でした。 舞台装置や出店もたくさん出ており、びっくりするほどの人々が集まっていました。

ガウチョ(カウボーイ)の子供が馬を上手に操りながら障害物の間を走り抜ける競争が見ものでした。 写真撮影にも気軽に応じてくれます。

ご婦人方は、やはり、買い物の方に興味を惹かれるようです。


ウルグアイ情景 ホーム  [連絡先] 浅川克彦 asakawa@kodawari-camp.com
ありがとうございました